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by wMUGIw
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ピカソの女たち

◆パプロ・ピカソ 
1881-1973 92歳没

ピカソははっきりとわかっているだけで9人の女性と深い関係を持った。
4人の子供が生まれ、2人の女と1人の孫が自殺し、2人の女が狂った。




★ジェルメーヌ・ガルガーリョ

スペインからパリへ行くことを渇望していたピカソに裕福な親友が彼の分も出してくれた。
親友はスペイン系フランス人の絵のモデル・ジェルメールに恋をする。
しかし失恋した親友はピストルでジェルメールを撃ち、自分もその場で自殺した。
ジェルメールは一命をとりとめ、ピカソは彼女と恋愛関係になる。

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★フェルナンド・オリヴィエ/フェルナンド・ベルヴァレー 青の時代からバラ色の時代へ
1881-1966 85歳没

ユダヤ系フランス人で、妊娠して恋人と結婚したものの、
子供が生まれると相手は失踪してしまった。
彫刻家と再婚するが破局した。
ある日、フェルナンドがアパートに入ろうとすると、
同じアパートのピカソが子猫を抱いて立ちふさがり、子猫をひょいと渡し部屋へ誘った。
彼女はピカソにフランス語を教え、家計を支え、モデルにもなった。
彼女をモデルに『アヴィニョンの娘たち』を発表、絵が売れるようになったころ破局。

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左から フェルナンド ピカソ 建築家ラモン・レヴェントス
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★マルセル・アンベール/エヴァ・グエ
1885-1915 30歳没

もともとエヴァはピカソの友人で彫刻家のマルクーシと同棲していた。
エヴァとの関係を知ったフェルナンドは怒って若い画家と当てつけの駆け落ちをする。
ところがピカソもマルセルを連れて駆け落ちしてしまう。
芝居好きのエヴァのおかげで、ピカソは舞台芸術の仕事も手掛けるようになる。
しかしエヴァは結核で死亡する。

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★ギャビー・レスピナス

年上の人妻。
レスピナス夫妻の死後、遺品整理をしていた遺族によってピカソとの関係が発見される。
女なしでは生きていけないピカソは、マルセルの入院中からギャビーと関係していた。

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★オルガ・コルオーヴァ 新古典主義の時代へ
1891-1955 64歳没

イタリア旅行で知り合ったバレリーナ。
バレリーナとしては平凡でだったが、父親はロシア帝政時代の将軍であった。
ピカソがこれまで出会ったパリの街の女たちとは違っていた。
ピカソはオルガと初めての結婚をする。

「これからは、私の顔がはっきりとわかる絵を描いてほしい」と彼女はピカソに注文した。
オルガの理想はきちんとしたブルジョワ生活を送り、社交界に出入りすることだった。
男児パウロも生まれたが、ピカソは次第に結婚生活に息苦しくなってくる。

ピカソに捨てられた後、精神病となり死ぬまで離婚に応じなかった。
また、孫がピカソの死後自殺している。

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★マリー・テレーズ・ワルテル
1909-1977 68歳没

ある日ピカソはデパートの前を歩いていた17歳のマリー・テレーズの腕をつかんだ。
そして彼女に「君の絵を描きたい。私はピカソだ」と言った。
彼女はスポーツ好きで芸術にはまったく興味がなかった。
欲のない彼女とはのびのびとした生活が楽しめた。
マリー・テレーズが妊娠したため、オルガに離婚を申し入れたが彼女は承知しなかった。
その後オルガは死ぬまで離婚に応じなかった。
マリー・テレーズは女児マイアを生むが、母となった肉体にピカソは創作意欲を失った。
ピカソの死後首つり自殺した。

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★ドラ・マール
1907-1997 90歳没

ピカソは写真家・画家のドラ・マールと出会う。
その才気あふれる激しい内面はピカソを刺激した。
ピカソの芸術的側面に関心を持たないマリー・テレーズと異なり、
ドラは芸術に関しても、社会や人生に関しても、
ピカソと対等に話ができる自立した女性であった。
しかし、オルガ、マリーとの四角関係の中で、ドラは精神的に不安定となっていく。
ピカソに捨てられた後は修道女となる。

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★フランソワーズ・ジロー アンティーブ時代へ
1921-現在

フランソワーズは画学生だった。
彼女はピカソと生活を共にしながらも自分を失わなかった。
フランソワーズはピカソが共に暮らした女性の中で最もバランスのとれた人物であった。
男児クロードと女児パロマの二人の子供が生まれる。
パロマは後にデザイナーとなったパロマ・ピカソである。

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ホホホ 生き残ったのは私だけ   傘をお持ちするピカソ
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★ジャクリーヌ・ロック
1926 -1986 60歳没

この時期ピカソは陶芸に熱中していた。
その工房で働いていたジャクリーヌ・ロックと関係を持つようになった。
ジャクリーヌは離婚して娘を抱え、陶房の手伝いをしていた。


フランソワーズは二人の子供を連れてピカソの家を出た。
そして別の男性と再婚した。
フランソワーズはピカソを捨てた唯一の女性と言われる。

やっと最初の妻オルガが亡くなった。
そこでピカソはフランソワーズに復讐をした。
当時フランソワーズは二人の子供の認知を求めていたので、
ピカソはフランソワーズに「今の夫と離婚すれば入籍する」と言った。
フランソワーズは夫と離婚したが、
ピカソはフランソワーズを裏切りジャクリーヌと再婚した。
後にフランソワーズはアメリカ人科学者と再々婚した。

ジャクリーヌはピカソが亡くなるまで最後の妻だった。
ピカソの死後ピストル自殺する。

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by wMUGIw | 2015-01-02 00:00 | 現代
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