直球感想文 別館

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クリノリン

クリノリンは19世紀中期に流行った巨大なドーム型のシルエット。

以下のような張り型でこのシルエットを作る。

3枚目のメイドをご覧下さい。柱に自分をくくりつけて着付けに挑んでおります。
犬もあきれ顔。
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クリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火したり、
事故も多発した。
年間20,000人が事故に遭い、年間3,000人が死亡したと言われる。
おしゃれに賭ける情熱恐るべし。


風刺画
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風刺画
スカートが広すぎて届かないので、
炉端焼きの大きなしゃもじのようなもので給仕している
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by wMUGIw | 2016-01-06 00:00 | 近代

パニエ

パニエは18世紀ロココ時代に流行ったシルエット。
マリー・アントワネットの時代にあたる。

以下のような張り型でこのシルエットを作る。
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ヴェルサイユでは一人が3倍も4倍も席を必要としたため
全員が席につけず、時には争いの種にもなった。
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劇場の入口で貴婦人の手にキスをしている紳士。
横には立てないので、背後から挨拶のハンドキスをせざるをえない。
女性もスカートがあまりにも大きいので真っ直ぐに出入りできずカニ歩きをしている。
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by wMUGIw | 2016-01-05 00:00 | 近世

ファーチンゲール

英語 ファーチンゲール/ファージンゲール
仏語 ベルチュガダン


スペインにAラインのドレスが流行した。
このシルエットを作るためスペイン式ファーチンゲールが登場した。
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モデルはスペイン王女イサベル・クララ・エウヘニアさんです。
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次にフランスでドラム缶のようなドレスが流行した。
このシルエットを作るために円盤型ファーチンゲールが登場した。
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モデルは、フランス人ではなくイギリス女王エリザベス1世さんにお願いしました。
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by wMUGIw | 2016-01-04 00:00 | 近世

コルセット

コルセットは高度な技術を要する。
正確な採寸と、狂いのない裁断、しっかりした縫製が求められ、
圧力と張力と湾曲に最も適したボーンの入れ方を熟知していなければならなかった。
そのためコルセット専門の裁縫師がおり、主に男性技術者であった。

彼らは技術は追及するが、着心地には無頓着だった。
乗馬用、宮廷用、少女用、少年用、妊婦用のコルセットまであった。


モデルは、少女時代のイギリス女王エリザベス1世さん。
胸をここまで平板にするには鉄製のコルセットの出番です。
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拷問器具ではありません。これが鉄製のコルセットです。
鉄製のコルセットの時代は300年も続きます。
お疲れ様でごさいました・・・。
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by wMUGIw | 2016-01-03 00:00 | 近世

乳丸出しファッション

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1593年の証言

乳房は高く高く持ち上げられている。
真ん丸い魅惑的な乳首は、大胆というか不道徳というか、
触ってくださいと言わんばかりにはみ出ている。
ありのままの姿を最上とする天然の果実のようなものだ。
またまさに果実のごとく食べられることを欲している。

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長年疑問だった西洋服飾史における乳丸見せ問題に一つの解答を得ることができました。

乳房を見せるか見せないかについては、何世紀にもわたって論議がされてきた。
乳房の露出を批判する書物もたくさん出版された。

乳首ピアスが流行した時期もあった。
左右の乳首にチェーンを渡してネックレスのようにする場合もあった。

要するに乳を丸見せするファッションは現れては消え、現れては消え、
存在したということですねえ。


18世紀 中期
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by wMUGIw | 2016-01-02 00:00 | 近世

コッドピース

もともとズボンやタイツは脚の部分しかなかった。
つまり長い靴下を上着に結び付けて使用していた。
要するに大事な三角地帯はガラ空きになる。
そこで「コッドピース」と呼ばれる股袋が必要であった。
これは14世紀から16世紀末にかけて流行した。

実用だったコッドピースはだんだん男性自身を誇張するためのものとなり、
リボンやレース、宝石などで飾られるようになった。
さらにワラやおがくずといった詰め物で上げ底されるようになる。
ポケットのように小物入れとしても利用され、果物や菓子、貨幣などを入れていた。
でも、コッドピースから取り出した果物なんかもらっても困りますよね。

ちなみに19世紀になるまで子供服というのは存在せず大人の服の縮小版を着ていたので、
当時は子供もコッドピースを身に着けていた。


モデルはスペイン国王カルロス1世さんです。
犬も、ご本人も、ここを見てくれ!と言わんばかりの構図が笑えます。
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by wMUGIw | 2016-01-01 00:00 | 近世


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